マイホームの購入も住宅ローンの借入も一生に一度のことなら、住宅ローンの借り換えも一生に一度のイベント、ということかもしれません。失敗が許されない一方で、「誰もが初心者」というなかなかプレッシャーのかかる状況です。そんな皆さんの借り換えがうまく行くように、こちらのページでは住宅ローン借り換えの基礎知識をご案内します。
何かと負担になる借り換えの諸費用ですが、金融機関によってはこうした諸経費をかなり軽減できるケースもあります。
まず考えておきたいのは、同じ銀行内で借り換えできないかということです。
変動金利型が不安な人は同じ銀行内で固定金利選択型などに切り換えることが可能です。
これなら新たに抵当権設定のし直しの必要はありませんし、保証料なども不要です。
ただ、固定金利選択型を利用している人は、原則的に固定期間が終了するまでは同じ銀行内での変更は不可能です。
このため、どうしても他の金融機関に借り換えせざるを得ないことが多くなるのですが、その場合でも金融機関によっては事務手数料が無料になったり、保証料を無料とするところもあります。
特に保証料に関しては、30年返済だと1,000万円あたりで20万円近くかかってしまいますから、これが無料になればかなりの軽減につながります。
ただし、あくまでも金利などの他の条件とのかねあいをチェックしてください。
いくら保証料が無料といっても、その分金利が高ければ総返済額が多くなり、保証料分はすぐに相殺されてしまいます。
その他、火災保険料に関しても、ろうきんのように無料になるケースがあります。
念のために、借り換え時にかかる費用や総返済額を試算してみて、結局のところどの金融機関を利用するのがいいのか、ジックリと判断したいところです。
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